1. 概 要
野菜などの栽培は畑など土壌を用いる露地栽培と近年はLEDなどの周辺技術の向上に伴い光、温度、湿度、二酸化炭素、水、培養液などの環境条件を細かく人為的に制御した水耕・養液栽培がおこなわれている。 本養液栽培は変動磁場を利用し水、養液の活性化と各種物質(元素など)を励起させ植物の生育の促進と構成物質の活性をおこなう方法です。
キーワード : 植物・光合成・変動磁場・励起・共鳴・水素結合
2. 特徴と方法
1. 植物体内部、水、養液にも浸透。 2. 共鳴のためピンポイントで物質に作用する。 3. 低周波でエネルギーが低いため人体に無害。 4. 生育にあった物質をターゲットとすることが可能。 5. 成分制御により高機能食品化が出来る。
植物の80%以上は水で構成され、構成元素と窒素、リン酸、カリウムの三大要素を含む種々の養分と水・二酸化炭素と太陽光で光合成がおこなわれ生育(第1図:植物の生育の概念)される。 本技術は光合成の各種物質(水・養液・構成物質)に微弱な変動磁場エネルギーを作用させ、光合成(第2図)の活性化と水・養液の構造に変化を与え生長を早めるとともに、現代人に不足気味のミネラル成分(カリウム、マグネシウム、カルシウム等)を調節した機能性食品を提供する支援ツール(マグ・アグリ)を実現する。
植物体の光合成過程に光と変動磁場(グラフ1)を作用させる。
上記内容で検証実験をおこなった後 植物体の全長、茎の長さ、根の長さとICP発光分光分析法でミネラル成分の評価をおこなった。
3.まとめ
今回の実験にて、植物体の生育過程に変動磁場を作用させることで生育、ミネラル成分の調節の可能性をみいだした。