A】生育中の変動磁場とCO2吸収量(小松菜)

小松菜(品種名:コマツナ、カネコ種苗社)の種子を養液栽培器の栽培スポンジに播種し、定期的に培養液(OTAアグリ㈱:1号、2号混合)を注入しながら光合成調査を約1カ月間おこなった。発芽期、成長期、成熟期で幾つかの特定物質(ターゲット物質)を活性化し、二酸化炭素計(株式会社FUSO製:TES-1370型)でCO2を測定した。

密閉された養液栽培器内のCO2量、1000ppmで計測スタートとし、1時間後の養液栽培器内のCO2濃度値を測定し、変化量(⊿ppm)算出する方法で光合成調査をおこなった。(使用装置:④・⑤)

生育段階

発芽期

(播種から発芽過ぎ)

成長期

成熟期

ターゲット物質の核種

水(H

根(K

葉・細胞(NCa

共鳴周波数(Hz

1,988

91.93

124

132.3

回数

1回目

2回目

1回目

2回目

1回目

2回目

CO2の変化量(Δppm

標準区(変動磁場無し)

51.7

56.3

88.3

132

136

193

試験区(変動磁場有り)

39.5

51.5

106

143

169

174

効果

抑制

抑制

促進

促進

促進

抑制

本調査で植物の環境磁場を調節することでCO2吸収量の調節が出来、植物の生育調整・抑制と構成物質の調節が可能であることを確認した。